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来週の相場見通し/相場反転には、米株の反発や円高一服などの外部環境の改善が不可欠 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月25日 15時16分

相場概況(主力株)/25日の日経平均は前日比190.86円安の9737.48円

25日の日経平均は前日比190.86円安の9737.48円、高値は9時5分の9794.98円、安値は13時32分の9697.87円。東証一部の売買代金は1兆2772億円、値上がり銘柄数は322銘柄、値下がり銘柄数は1243銘柄、変わらずは104銘柄。日経平均は大幅反落。

24日のNYダウは大幅反落し、前日比145.64ドル安の10152.80ドルで取引を終えた。金融改革法案の審議が大詰めを迎え、同法案の成立で金融機関の収益が圧迫されることへの懸念が強まったことが下落の主因となった。法案の一本化作業を行っている上下両院の協議会は、大手銀に対し優先株を中核的自己資本に算入させないことや、金融機関の破綻処理の費用を負担させることで合意したと伝わっている。

また、24日の欧州CDS市場で、ギリシャの5年物CDSスプレッドが、過去最高水準を更新するなど、欧州ソブリン・金融システム不安が強く意識されていることも、米株安に影響した。

NY円相場は3日続伸。前日比20銭円高・ドル安の1ドル=89円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日続伸。前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円45~55銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は小幅反発。WTI期近の8月物は、前日比0.16ドル高の1バレル76.51ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発。8月物は、前日比11.1ドル高の1トロイオンス1245.9ドルで取引を終えた。

米株下落、円高を受け、前場の東京株式市場は調整色の強い展開となった。週末要因も重なり、模様眺め気分が強かった。ただし、バーゼル銀行監督委員会が早ければ7月中旬にも大手銀行への新しい資本規制の当初案の緩和方針を打ち出す見通し、と報じられたことは、相場の下支え材料として意識された。

後場に入り、上値の重さを嫌気した売りや、週末の手仕舞い売りが断続的に出て、日経平均は下げ幅を拡大させた。アジア各国・各地地域の株式市場がほぼ全面安で推移したことや、東京外国為替市場で円高基調が続いたことが、投資家心理を冷え込ました。

東証33業種では、電気・ガス、パルプ・紙、医薬品、ゴム製品の4業種が値上がりした。一方、不動産、電気機器、ガラス・土石、精密機械、金属製品、機械、証券、商品先物、非鉄金属、その他金融、鉱業、海運、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは沖電線(5815)、2位はサカイオーベックス(3408)、3位は川田テクノロジーズ(3443)。一方、値下がり率トップはスクロール(8005)、2位は澤藤電機(6901)、3位は油研工業(6393)。