< 相場概況(主力株)/18日の日経平均は前日比4.38円安の9995.02円

来週の為替見通し/1ドル=89.80-91.60円のレンジを想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月18日 16時43分

来週の相場見通し/「閑散・膠着相場」が継続

日経平均に関しては、5月27日の9395.29円が1番底、6月9日の9378.23円が2番底、ネックラインが6月4日の9962.42円という「ダブル・ボトム」を完成させました。日経平均は底入れたとみています。一方、目先の上値メドとしては、52週移動平均線(18日現在、10249.09円)や、200日移動平均線(同、10302.56円)が意識されるでしょう。

なお、26~27日にカナダのトロントでG20首脳会議が開催される予定です。世界の金融市場が荒れている状況でもないため、この会議からは相場を大きく動かす材料は出てこないとみています。また、米国では、22~23日にFOMCが開かれます。政策金利は据え置かれる見通しで、こちらも大きな材料にはならないとみています。

以上のことから、日経平均の想定レンジは9700円~10300円程度です。リスクを極度に嫌う動きは沈静化しましたが、上値を積極的に追う材料が見当たりません。結果、模様眺め気分が強く、商いの盛り上がりに欠けるという「閑散・膠着相場」が継続するとみています。

ところで、ソフトバンクモバイルは6月15日にAppleの新しいiPhone 4の予約注文の受付を開始しました。しかし、予測をはるかに超える、ソフトバンクとして過去最大となる数の予約が入ったため、予約注文の受付を一旦中止しました。

このような状況を背景に、来週の東京株式市場では、iPhone、iPad関連が物色テーマの柱になる可能性が高そうです。液晶、タッチパネルなどの部材や、iPhone、iPad向けソフトやコンテンツ関連がその中心になるでしょう。

また、全体相場に下値不安が乏しく、上値も期待し難い相場つきでは、仕手系の材料株にも短期資金の流入が加速する可能性が高いとみています。

なお、日経平均の上値余地拡大には、円相場の対ドルでの円安進行が必要だとみています。言い換えれば、対ドルでの円安が実現しない限り、日経平均は1万円アラウンドの動きを続けることになると考えます。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)