
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月08日 08時09分
本日の相場見通し/売り優勢の状況、リスク回避が賢明というムード強まる
7日の米国株式市場は大幅続落です。NYダウは前週末比115.48ドルの9816.49ドル、ナスダック総合指数は同45.27ポイント安の2173.90ポイントで取引を終えました。欧州の財政懸念や為替市場でのユーロ安が市場心理を冷やしました。VIX(恐怖指数)は36.57前日比1.09高(3.07%高)でした。
NY円相場は続伸し、前週末比55銭円高・ドル安の1ドル=91円30~40銭で取引を終えました。円は対ユーロで3日続伸し、前週末比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円90銭~109円00銭で取引を終えました。ドイツの連立与党が11~14年で総額800億ユーロの歳出カットを目指す財政政策の大枠をまとめたことをきっかけに、ユーロに買い戻しが入りました。
ハンガリーフォリントは対米ドルで小反発です。前週末終値の1ドル=240フォリント台後半から239フォリント台半ばに水準を切り上げた。政府関係者が財政赤字対GDP比率について、10年の目標である3.8%を堅持すると繰り返したことが買い材料になりました。
NY原油先物相場は小幅に続落です。WTI期近の7月物は、前週末比0.07ドル安の1バレル71.44ドルで取引を終えました。NY金先物相場は大幅に続伸です。8月物は、前週末比23.1ドル高の1トロイオンス1240.8ドルで取引を終えました
シカゴ日経平均先物(円建て)は9405円大証終値比105円安でした。
米株安を受け、本日の東京株式市場は売り優勢の状況でしょう。ユーロ安が一服しているようですが、ユーロの下値不安は一向に払拭されていません。日経平均の想定レンジは9300円~9700円程度です。
ユーロ圏のみならず、欧州全体の財政懸念が払拭され、為替市場でユーロが底入れしない限り、日本株のみならず、世界的に運用リスクを回避することが賢明というムードが強まる公算が大きいとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)