
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月07日 11時11分
前場概況(主力株)/7日前場の日経平均は前週末比396.95円安の9504.24円
7日前場の日経平均は前週末比396.95円安の9504.24円、高値は9時4分の9714.42円、安値は10時59分の9502.62円。東証一部の売買代金は6641億円、値上がり銘柄数は29銘柄、値下がり銘柄数は1606銘柄、変わらずは30銘柄。日経平均は大幅に続落した。
4日のNYダウは3日ぶりに大幅反落、前日比323.31ドル安の9931.97ドルで取引を終えた。5月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比43万1000人増。しかし、市場予想の51万人程度を下回り、民間部門の雇用者数の伸びは4万1000人と、4月の21万8000人から大幅に縮小した。これが嫌気された。
また、フランスのフィヨン首相が4日、ユーロの対ドルでの下落を懸念していないと述べたことや、与党フィデス・ハンガリー市民連盟のコーシャ副党首が、「ハンガリーの財政状況は予想より大幅に悪化しており、ギリシャと同じシナリオを避けられる見込みはわずかだ。」と発言したことが市場に伝わり、対ドルでユーロが急落したことも嫌気された。
円相場は3日ぶりに反発し、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=91円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に続伸し、前日比2円70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=109円95銭~110円05銭で取引を終えた。ハンガリーはユーロ圏ではないが、欧州全体の問題としてユーロの売り材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに大幅反落。WTI期近の7月物は前日比3.10ドル安の1バレル71.51ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。8月物は前日比7.7ドル高の1トロイオンス1217.7ドルで取引を終えた。
米株下落、円高を受け、前場の東京株式市場は大幅に下落した。特に、輸出関連が売り込まれ、指数を押し下げた。
東証33業種では全業種が値下がりした。鉱業、石油・石炭製品、その他金融、精密機械、電気機器、証券、商品先物、鉄鋼、不動産、保険、輸送用機器、ガラス・土石、機械、非鉄金属、卸売などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはアドバネクス(5998)、2位はピクセラ(6731)、3位は進和(7607)。一方、値下がり率トップはゼクス(8913)、2位はETFS銅上場投資(1693)、3位はジャフコ(8595)。