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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月21日 07時51分

本日の相場見通し/日銀が一段の金融緩和なら、バーゲンハントのチャンス到来

20日の米国株式市場は大幅に3日続落です。NYダウは前日比376.36ドル安の10068.01ドル、ナスダック総合指数は同94.36ポイント安の2204.01ポイントで取引を終えました。欧州の財政悪化や緊縮財政による景気への悪影響懸念に加え、金融規制強化が嫌気材料になりました。VIX指数は45.79前日比10.47高(29.64%高)でした。

NY円相場は大幅に3日続伸し、前日比2円05銭円高・ドル安の1ドル=89円60~70銭で取引を終えました。円は一時88円95銭まで買われました。円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円95銭~112円05銭でした。一時は109円47銭と、01年11月以来8年半ぶりの円高・ユーロ安水準を付けました。

NY原油先物相場は大幅反落です。WTI期近の6月物は前日比1.86ドル安の1バレル68.01ドルで取引を終えました。一時64.24ドルまで下落しました。NY金先物相場は3日続落です。6月物は前日比4.5ドル安の1トロイオンス1188.6ドルで取引を終えました。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9720円大証終値比320円安でした。

本日の東京株式市場は、米株下落、急激な円高を嫌気した売りが先行する見通しです。全面安でしょうが、特に、輸出関連への売りで、指数が押し下げられるでしょう。外部環境悪化、週末要因が重なり、本日はセリング・クライマックスになるかも知れません。日経平均の想定レンジは9600円~10000円程度です。

なお、20日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が前日比5.60ポイント低い76.11%にまで低下しました。これは2月26日の74.61%以来、約3カ月ぶりの低水準です。また、日経225の騰落レシオも前日比5.69ポイント低下し67.66%になりました。明らかに売られ過ぎ(オーバー・シュート)ゾーンに入ってきているとみています。

市場の不安心理が増大しているため、今後は、日米欧の政策当局が不安沈静化に向けてどのような手を講じるかに注目です。適切な対応がなされるなら、バーゲンハントのチャンスがやってくるとみています。まずは、本日の日銀の金融政策決定会合の結果と、その後の白川総裁の会見が、そのきっかけになりうるかが注目されます。円高を受け、一段の金融緩和に踏み込むなら、今日が買い好機になると考えます。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)