
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月20日 08時31分
本日の相場見通し/引き続き、円相場と上海株式市場の動向に振らされる展開
19日の米国株式市場は続落です。NYダウは前日比66.58ドル安の10444.37ドル、ナスダック総合指数は同18.89ポイント安の2298.37ポイントで取引を終えました。NYダウは一時186.29ドル安まで下落する場面がありましたが、押し目買いと売り方の買戻しで、下げ幅を縮小させました。VIX指数(恐怖指数)は35.32前日比1.77高(5.28%高)でした。
NY円相場は続伸し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=91円65~75銭で取引を終えました。円は対ユーロで大幅に反落し、前日比1円35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円85~95銭で取引を終えました。ユーロは対ドルで大幅に反発です。前日終値の1ユーロ=1.22ドルちょうど近辺から1.24ドル台前半まで上昇しました。
NY原油先物相場は7日ぶりに反発です。WTI期近の6月物は、前日比0.46ドル高の1バレル69.87ドルで取引を終えました。NY金先物相場は大幅続落です。6月物は、前日比21.5ドル安の1トロイオンス1193.1ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10115円大証終値比25円安でした。
ギリシャは19日の国債償還を無事に乗り切りました。また、市場の一部では、ECBがユーロ防衛のため緊急声明を出す、ユーロ買い介入も準備しているという、観測も囁かれているようです。
本日の東京株式市場は、引き続き、円相場と上海株式市場の動向に振らされるとみています。日経平均の想定レンジは9900円~10300円程度です。1ユーロ=111円台、1ドル=90円台突入なら日経平均は1万円大台を割り込むことになるとみます。
寄付き前に発表の10年1-3月期の実質GDPの市場予想平均は年率換算で5.7%増と、2四半期連続のプラス成長になる見通しです。しかし、市場の関心が為替動向に集中している状況下、これは短期的には材料視されないでしょう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)