
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月19日 08時32分
本日の相場見通し/「三空叩き込みに買い向かえ」という相場格言を想起
18日の米国株式市場は大幅反落です。NYダウは前日比114.88ドル安の10510.95ドル、ナスダック総合指数は同36.97ポイント安の2317.26ポイントで取引を終えました。
ドイツ当局は、ユーロ圏の国債、関連したCDS、ドイツの主要金融機関10社の株式を対象に、現物手当てのない空売り(ネーキッド・ショート・セリング)の一時的禁止措置を導入しました。これがユーロ安のきっかけとなり、米株も下落しました。
NY円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=92円20~30銭で取引を終えました。円は対ユーロで大幅反発し、前日比2円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円50~60銭で取引を終えました。ユーロは対ドルで大幅に反落です。前日終値の1ユーロ=1.24ドルちょうど近辺から1.22ドルちょうど近辺に下げました。一時1.2161ドルと、06年4月以来4年1カ月ぶりの安値を付けました。
NY原油先物相場は6日続落です。WTI期近の6月物は前日比0.67ドル安の1バレル69.41ドルで取引を終えました。一時68.91ドルと、昨年12月14日以来約5カ月ぶりの安値を連日で更新しました。NY金先物相場は反落です。6月物は前日比13.5ドル安の1トロイオンス1214.6ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10160円大証終値比100円安でした。
なお、米SECは18日、S&P総合500種指数を構成する銘柄を対象に、「ある銘柄の価格が5分間に10%以上下落した場合に、取引を5分間停止する。」という新たな制度案を発表しました。
米株下落、円高、ユーロ安外部環境が悪化しています。本日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は1万円大台の攻防が意識されそうです。ただし、その売りは一段の円高が必要でしょう。1ユーロ=111円、1ドル=91円を超えて円高にならない限り、売り一巡後は押し目買いで、日経平均は下げ渋るとみています。想定レンジは9900円~10300円程度です。
日経平均に関しては、5月6日と5月11日とで空いている窓(10643.28円~10682.61円)、5月14日と18日とで空いている窓(10336.53円~10390.77円)の2つがあり、本日、窓を空けて寄り付くようなら「3空」になります。「三空叩き込みに買い向かえ」という相場格言を想起しつつ、底入れのタイミング待ちの状態になったとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)