
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月10日 15時09分
相場概況(主力株)/10日の日経平均は前週末比166.11円高の10530.70円
10日の日経平均は前週末比166.11円高の10530.70円、高値は14時56分の10540.52円、安値は9時1分の10362.34円。東証一部の売買代金は1兆8109億円、値上がり銘柄数は1344銘柄、値下がり銘柄数は283銘柄、変わらずは49銘柄。日経平均は3日ぶりに反発。
7日のNYは4日続落し、前日比139.89ドル安の10380.43ドルで取引を終えた。VIX(恐怖指数)は40.95前日比8.15高(24.85%高)。ギリシャなど南欧諸国の財政不安を背景に、高リスクの株式を売却する動きが続いた。
4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比29万人増え、4カ月連続のプラス。市場予想の約18万7000人増を上回り、増加幅は06年3月以来4年1カ月ぶりの大きさだった。一方、失業率は9.9%と、前月比0.2ポイント悪化した。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比1円05銭円安・ドル高の1ドル=91円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に反落し、前日比2円65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=116円90銭~117円ちょうどで取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に4日続落。WTI期近の6月物は前日比2ドル安の1バレル75.11ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。6月物は前日比13.1ドル高の1トロイオンス1210.4ドルで取引を終えた。
なお、欧州連合(EU)のユーロ圏16カ国は、5月7日の緊急首脳会議で「ユーロ防衛基金」の設立で合意した。
ECBは10日、声明を発表し、ユーロ圏の政府債および民間債券を購入することを明らかにした。また、EU財務相は、ギリシャ財政危機が他国へ波及することを回避するため、5000億ユーロ規模の緊急支援措置で合意した。また、日銀は、米ドルスワップ協定の再締結に関して11時から臨時の金融政策決定会合を開くと発表した。
前場の東京株式市場は、欧州金融危機に関する様々なポジティブなニュースフローで堅調な展開となった。
後場に入り、アジア各国・各地域の株式市場がほぼ全面高で推移したことや、円相場が対ドルでも対ユーロでも、円安推移したことが追い風になり、堅調な相場が続いた。なお、中国の4月の貿易収支は16億8000万ドルの黒字。3月は04年4月以来、ほぼ6年ぶりに赤字だったが、4月は2カ月ぶりに黒字となった。
東証33業種では、全業種が値上がりした。石油・石炭製品、ゴム製品、繊維製品、その他金融、鉱業、倉庫・運輸、海運、鉄鋼、非鉄金属、空運、パルプ・紙、その他製品、水産・農林、化学、卸売、銀行、保険などの値上がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはサンケン電気(6707)、2位はサンワテクノス(8137)、3位はキトー(6409)。一方、値下がり率トップはレオパレス21(8848)、2位はファンケル(4921)、3位はきもと(7908)。