
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月26日 07時44分
本日の相場見通し/買戻しが先行するも、上値は限定的
23日の米国株式市場では、NYダウは5日続伸し、前日比69.99ドル高の11204.28ドルと、08年9月19日以来1年7カ月ぶりの高値で取引を終えました。ナスダック総合指数は4日続伸し、同11.08ポイント高の2530.15ポイントと、08年6月以来ほぼ1年10カ月ぶりの高値で取引を終えています。
3月の新築住宅販売件数は前月比26.9%増の41万1000戸(年率換算)と、市場予想の33万戸程度を大幅に上回りました。また、3月の耐久財受注額は市場予想に反して減少しました。しかし、民間設備投資の先行指標である「国防・航空機を除く資本財」は4.0%増えました。これらが買い材料になりました。
23日、ギリシャ政府は、IMFとEUに、緊急融資を要請しました。これを受けて、NY為替市場では、当面の悪材料出尽くしから、ユーロが上昇しました。ユーロはドルに対して7日ぶりに反発。前日終値の1ユーロ=1.33ドル近辺から1.33ドル台後半に上昇しました。NY円相場は続落です。前日比45銭円安・ドル高の1ドル=93円90銭~94円ちょうどで取引を終えました。円は対ユーロで3日ぶりに大幅に反落しました。前日比1円45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=125円70~80銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は続伸です。WTI期近の6月物は、前日比1.42ドル高の1バレル85.12ドルで取引を終えました。NY金先物相場は反発です。6月物は、前日比10.8ドル高の1トロイオンス1153.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は11020円大証終値比70円高でした。
23日のNYダウが8週連続上昇し、1年7カ月ぶりの高値で取引を終えたことや、ギリシャ問題が短期的な解決をみたことで、本日の東京株式市場は買戻しが先行する見通しです。日経平均の想定レンジは、3月のSQ値の10808.73円と4月のSQ値の11146.95円とで挟まれたゾーンです。
上値に関しては、国内では大型連休を控えている上、主力企業の決算発表が本格化するため、積極的に上値を買っていくムードが強まるとは考えていません。一方、下値も、本日は特に悪材料が見当たらないため、堅いでしょう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)