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特別企画:東証次世代システム arrowhead に迫る

特別企画:東証次世代システム arrowhead に迫る

三空

2010年1月4日から運用開始の、東証次世代システム arrowhead に迫ります!おなじみ三空が東京証券取引所様に突撃取材を敢行!トレーダー必見です!!!

12月22日 11時00分

東証次世代システム arrowhead に迫る 後編

(三空)先ほど自動売買というお言葉が出ましたが、完全な自動売買等も今後はオープンに受け付けるという事なのでしょうか?株の自動売買について、東証様としてはどうお考えですか?

現在でも自動売買はあります。注文を小口分割して発注する機能など、複雑な発注機能が高度化していくのではないかと考えています。ただし、どんな状況であれ東証に発注するのは取引参加者です。その取引参加者である証券会社に法令や取引所規則による注文管理義務が課されますので、どんな注文を出しても良いわけではありません。

現在、法令で空売りの規制がありますが、そうした規制に関する遵守状況の確認は証券会社がやらなければならない事になっていますし、注文発注管理等も証券会社が行うことになっています。その一方で、取引所においてもチェックを行うようにしています。例えば、上場株式数の30%を超えるような大きな注文が一度に発注されてきた場合は、売買システムにおいて注文を受け付けないというような機能があります。いずれにしても、まずは証券会社が顧客注文を適切に管理することが前提になります。

取引自体について言えば、自動売買も含めて、様々な方が市場に参加し、取引が増え、流動性が増す事が重要と考えています。最近は株価も以前より低迷しているので、個人の取引が減っていますが、流動性の面でも個人投資家を含めたより多くの投資家の方々に是非とも参加して頂きたいと思っています。

現在の日本の市場には売買システムの処理速度が遅いから参加しない、といった投資家もいるそうなので、そういう方々にも利用して頂きたいと考えています。また、今現在も取引されている投資家の方々も、取引がしやすくなると思いますので、arrowheadにはぜひ期待して頂きたいです。