とれまがファイナンス - 今年の相場展望 - 中原圭介編(突撃企画第10弾)

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08月21日 11時23分

今年の相場展望

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——中原さんから見た今後の相場見通しを教えてください。

「アメリカのサブプライム問題が沈静化するまでは投資家心理も冷え込んだままでしょうが、東証1部の国際優良株に関してはあまり悲観していません。大きく下がったところでは、外国人の本命である新日鉄やユーロ高の恩恵を受けるオリンパスなどをがっちり買っておけば安心できると思います。一方で、新興市場は底値圏のままですが、全体相場に連れ安している成長株を拾っておけば、いずれ大きく花開くのではないでしょうか。ただ、新興は買うタイミングが難しいですが…。」

——新興のトレンドが転換するとすれば、どんな場合ですか?

「そうですね。私のように今年の新興相場で失敗した投資家の含み損がなくなれば、トレンドもおのずと戻ってくるでしょう」

——いわゆる「信用不安」がなくなれば・・・ということですね。でも、ここ1年以上は、誰もがそう思い続けながらも下げてきたような気がします。

「今年は新興の中でも、"安定株"と思われていた銘柄まで下げすぎましたからね」

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