ゆたか証券 - とれまがファイナンス

昨年7月に創立50周年を迎えました。名古屋を本社とし、愛知・岐阜・三重・静岡・東京に計9店舗を構える従業員200名の会社です。 ちなみにディーリング業務は東京・名古屋の2拠点で、約50名の人員でおこなっています。

東京や大阪では豊証券の知名度は低いのでご存じない方もいらっしゃると思いますが、本社がある東海地区ではそれなりの知名度があります。 又ディーリング部門で言えば、業界では有名な老舗ディーリング部です。もちろん歴史だけではありません。実績でも常にトップ位置にいる会社と言って良いと思います。

人材です。それに尽きると思います。豊証券は10年ほど前から未経験者を含め、幅広い人材を対象にディーラー募集を始めました。その形態は新卒・契約・中途など様々です。これは業界でも新たな試みでした。 通常、ディーラーの採用は同業他社からの引き抜きや経験者が主だったからです。しかし、それでは企業の継続的な成長はないと当社は考え、人材を継続的に採用し。育成していくことを決断しました。波が激しい証券業界、特にディーラーという仕事において、途切れることなく、新たな人材を採用し続けているのは当社だけと言って良いかもしれません。 採用した社員から優秀な社員が生まれ、彼らが、また後輩を教える。そんな好循環が当社の基盤を作り出していることは間違いありません。もちろんこの方針は変えるつもりはありません。

それ以外にもシステム・職場環境・資金供給量・取引商品など誇れる部分はたくさんあります。しかし、一番誇れるのは人材です。優秀な人材がたくさんいる事による相乗効果は説明しなくても分かっていただけると思います。

前述の通り当社は継続的に採用を行っています。よって一時期に採用数を増加させることは当社のポリシーに反するかもしれません。しかし、“今がチャンス”だと思い拡大を打ち出しました。現在の活況な相場がいつまで続くか?それは分かりません。しかし、この環境が続く限り、ディーラー育成にはチャンスです。ディーラーが育つには、もちろんその人自身の能力が多くを占めますが、それと同じくらい市場環境が重要です。私は『良い相場がディーラーを育てる』と思っています。ディーラーはリスクをとる商売です。活況な市場では比較的リスクをとり易いですから。 事実、当社がこのような採用活動を始めて10年ですが、良い市場環境の方が良いディーラーが育つというのははっきりと数字に出ています。

現在、市場は活況で当社のディーリング業務自体もかつてないほどに好調です。４月には部署設立以来の収益を計上しました。よって、「今後ともこの好調は続く!」と断言したい所ですが、世の中そんなに甘くはありません。今回の活況は昨年11月後半からのアベノミクス相場によるものです。その前は正直非常に厳しい状態でした。ディーラーの部署を廃止した会社は10社以上。廃業した会社もあります。ディーラーの総数もここ数年で半分となったと思います。取引所のシステムは年々スピードを増しており、システム売買のシェアも年々増加しています。我々の足元では構造変化の波が押し寄せています。必ず終わるこの活況の後には苦難の道が待っているかもしれません。はっきり言って楽な道ではないと思います。しかし、私は申し上げたい。では楽な道などどこに存在するのだと。

この業務は確かに厳しいものだと言えるでしょう。反面、「成功した時に得られる報酬はその厳しさにふさわしいレベル」だと言えます。又、『市場と最高の環境で勝負できる。』こんな職業は他にはありません。

リスクは高いが一度この業界で勝負したいと思っている方。是非とも応募して見てください。世界が変わります。