
写真は東京日本橋のBOOKS PISMOさん。投資関連の本が多い書店でした。
それでは
書籍のコラムから、第5回目です。
コラム5
「TOPSCOLA」
「昨日までは売買モデルAを使っていたけど、連敗したので、今日からは売買モデルBで売買します」といったことを繰り返し、いつも連敗後の大きな収益チャンスを逃してしまう、といった経験はありませんか?
この背景には「利益を得た満足感よりも、損をした不快感を強く感じる傾向」を人間が生まれながらにもっていることがあります。
ですから、トレードにおいても、「利益を早く確定させたい、損失はできるだけ確定させたくない」という感情は、あって当然です。しかし、この感情に支配されていると必ず損をしてしまいます。なぜなら、この感情は投資の鉄則「利食いはゆっくり、損切りは早く(TOPSCOLA:Take Our Profits Slowly,Cut Off Losses At once)」に反するからです。
この感情に支配されないためには、主観による「裁量トレード」ではなく、「統計的な優位性」をもつ客観的な投資尺度(売買モデル)に従って、機械的にトレードすることが重要です。
「統計的な優位性」をもつ投資尺度はバックテスト、すなわちある一定の売買条件に従って、トレードした場合に過去データではどうなるかを検証することによって、見つけ出すことができます。売買モデルは考え方や手法によってさまざまなものがあり、「絶対に正しい答え」があるわけではありません。本書を参考にしながら、自分のオリジナルの投資尺度(売買モデル)をぜひとも見つけてみてください。