
写真は紀伊国屋書店大手町ビル店です。
では書籍のコラム_第4回です。
≪条件式の組み立て方≫
単純移動平均は、一定期間の平均値ですから、Excelシート上では「AVERAGE関数」を使って求めることができます。
たとえば、終値が入力されている列が「列F」で、当該行が「30行目」の場合、終値の20日移動平均は「セルF30=AVERAGE(F11:F30)」という数式で求めることができます。
ただ、この数式では移動平均の期間を「20日」から「25日」に変更したい場合、改めて範囲指定しなければなりません。その手間を省くために、「OFFSET関数」を使って「=AVERAGE(F11:F30)」を「=AVERAGE(OFFSETF30,1-20,:F30)」と書き換えることによって、「20」を「25」に変更し、「=AVERAGE(OFFSETF30,1-25,:F30)」とするだけで、新たに25日移動平均を求めることができます(※)。
このように、数式に一工夫を加えることによって、より使い勝手のいい検証シートが生まれ、検証期間を短縮したり、検証工数を削減したりすることができます。
※
本書の解説においては、さらに検証シートの使い勝手がよくなるように、「パラメータ入力セルを絶対参照にする方法」や、エラー値「#REF!」が返されてシートが見にくくならないように「ROW関数」を使って空白を返させるといった方法を紹介しています。