08月22日 15時07分
他者との比較は、通常自分と社会的に似た立場の存在に対して行われます。
松井やイチローと自分を比較して、自己否定に走るトレーダーはいません。羨望の眼差しで見こそすれ、嫉妬心など負の感情は生まれないでしょう。
ところがこれが同じトレーダー同士、特に友人関など身近な存在であればあるほど、負の感情が生まれやすいのです。
友人Aは今月200万円利益をあげています、友人Bも同様に利益をあげています。
ところが自分の成績はさっぱり、「嗚呼、自分はなんてダメな人間なんだ!」ってね。
逆に友人Cは不調でここ最近マイナス続きです。その人と比較して、自尊心を得るかもしれません。
自分にはまったくメリットがないというのに、一体どうして?
人は客観的指標がある状況で、他者との比較を行って負けた場合、自分の能力等に対して否定的な情報としてそれを受け取り、自尊心や自己評価が低下する傾向があるからです。
このような他者との比較では、アイデンティティの確立はできません。
この書籍に書かれているように、大事なのは「自分とだけ比較する」ということだ。