
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月19日 08時18分
本日の相場見通し/高値圏で、「強含みもみあい」をイメージ
18日の米国株式市場は大幅続伸し、前日比421.28ドル高の17778.15ドル、ナスダック総合株価指数も続伸し、同104.084ポイント高の4748.396ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同2.63(13.53%)安の16.81だった。上昇幅はダウ、ナスダック共に、11年11月30日以来、約3年ぶりの大きさとなった。FOMCでFRBが早期の利上げに慎重な姿勢を改めて示したことが引き続き好感された。
NY円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=118円80~90銭で終えた。一時119円31銭と11日以来1週ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで反発し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=145円95銭~146円05銭で終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落。WTI期近の2015年1月物は前日比2.36ドル安の1バレル54.11ドルで終えた。NY金先物相場は続伸した。2月物は前日比0.3ドル高の1トロイオンス1194.8ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月物は17540円大証精算値比280円高だった。
米株の大幅続伸と1ドル=118円台後半の円安を受け、本日の日経平均は3日続伸し、テクニカル上のレジスタンスの25日移動平均線(18日現在17404.18円)はもちろん、心理的節目の17500円を回復する見通し。注目は、終値でこれらを上回れるか否かだ。なお、地合いは明らかに好転している。だが、本日は週末。日銀は本日まで開いている金融政策決定会合で、政策の現状維持を決めそうで、投資家の関心は黒田東彦総裁の記者会見の内容に集まっている。このため、これを見極めたいとのムードは強い。17日の安値16672.94円からの上昇幅も17500円まで戻れば、827.06円だ。戻り待ちの売りも相当量出るだろう。その一方、底入れ機運は強まり、先高観も回復しつつある。「掉尾の一振」を期待した買いは入るだろう。この結果、本日は、高値圏で、「強含みもみあい」をイメージしている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)