
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月12日 08時14分
本日の相場見通し/日経平均は4日ぶりに反発へ
11日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反発し、前日比63.19ドル高の17596.34ドル、ナスダック総合株価指数は反発し、同24.135ポイント高の4708.161ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.55(8.36%)高の20.08だった。小売売上高が前月比0.7%増と、市場予想の0.4%増を上回ったことが好感された。ダウは一時225.36ドル高まで上昇したが、原油先物相場が約5年5カ月ぶりの安値を更新したことで、エネルギー株がそれまでの上げを消したことから、取引終了にかけて上げ幅を縮小した。
NY円相場は4日ぶりに反落した。前日比85銭の円安・ドル高の1ドル=118円60~70銭で終えた。円は対ユーロでも4日ぶりに反落し、前日比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=147円20~30銭で終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の2015年1月物は前日比0.99ドル安の1バレル59.95ドルだった。取引終了後の時間外取引で一時59.56ドル09年7月14日以来ほぼ5年5カ月ぶりの安値を付けた。NY金先物相場は続落した。15年2月物は前日比3.8ドル安の1トロイオンス1225.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月物は17285円大証精算値比75円高だった。
米株反発と円安を受け、本日の日経平均は4日ぶりに反発する見通し。先物・オプション12月物のSQ算出後は通過後は、衆院選の14日投開票を控えた週末でもあり、様子見気分が強まる公算が大きい。想定レンジは17250円~17450円程度。日経平均は25日移動平均線(11日現在17384.92円)を下回っている限り、調整局面であり、上値が重く、下振れし易い状況だ。このため、本日は終値で同線を超えて終わることがきるか否かに注目する。また、SQ値を超えて終われるか否かも、今後の相場動向を占う上で重要だろう。
SQ通過後は、欧米系投資家がクリスマス休暇に入り、国内機関投資家も年末接近で積極的な市場参加を見送る見通しだ。このため、主役は個人と証券自己となる公算が大きい。師走の餅つき相場では、小さいエネルギーで相場になる、小型材料株が賑わうことが特徴だ。日経平均が昨日の17043.63円を割り込むことなく、下振れリスクへ警戒が後退するようなら、本日以降年末にかけて、その傾向が顕著になると考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)