
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月24日 08時08分
本日の相場見通し/想定レンジは15200円~15500円程度
23日の米国株式市場は大幅反発、NYダウは前日比216.58ドル高の16677.90ドル、ナスダック総合株価指数は同69.945ポイント高の4452.792ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.34(7.50%)安の16.53だった。アップルやフェイスブックが直近の高値を更新した。中国とユーロ圏の10月の購買担当者景気指数(PMI)がともに前月から上昇した。これが好感された。また、キャタピラーは決算と同時に14年12月期通期の1株利益見通しを引き上げた。これも好材料だった。ただ、ダウの上げ幅は一時306.2ドルとなったが、ニューヨーク市内で医師がエボラ出血熱の感染を調べる検査を受けたと伝わると、取引終了にかけて伸び悩んだ。
NY円相場は6日続落し、前日比1円15銭円安・ドル高の1ドル=108円25~35銭で終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比1円40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=136円85~95銭で終えた。
NY原油先物相場が反発した。WTI期近の12月物は前日比1.57ドル高の1バレル82.09ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比16.4ドル安の1トロイオンス1229.1ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月物は15365円大証精算値比225円高だった。
米株大幅高と円安を受け、本日の日経平均は反発する見通し。想定レンジは15200円~15500円程度。日経平均の9月25日高値16374.14円から10月17日安値の14529.03円までの下げ幅は1845.11円。この半値戻しが15451.59円。まずはこのレベルが意識されそう。また、13週移動平均線(23日現在15494.79円)もレジスタンスとして機能する見通しだ。一方、下値は200日移動平均線(同15087.01円)がサポートするだろう。
なお、相場自体は17日底を入れたが、それまでの強烈な下落過程で多くの投資家が傷んだ。このため、値幅はともかく、時間的な調整が必要な状況だ。物色の柱になるテーマらしいテーマが見当たらない点も、相場の体感温度が上がらない主たる理由だ。戻り局面であることは間違いないが、投資家心理は決して明るくなっておらず、むしろ、再びいつ、2番底を付けにいくのか、懐疑的になっているとみられる。教科書的に考えれば、1番底を付けたら、ネックラインを形成して、その後、2番底を付けて、さらに、そのネックラインを超えれば、底入れということになるのだから、腰を据えて買えないと考える投資家が多いのは無理はない。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)