
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月17日 07時42分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは14370円~14800円程度
16日の米国株式市場では、NYダウは6日続落し、前日比24.50ドル安の16117.24ドル、一方、ナスダック総合株価指数は反発し、同2.072ポイント高の4217.390ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.05(4.00%)安の25.20だった。ユーロ圏の9月の消費者物価指数(HCPI)が前年同月比0.3%の上昇と、物価上昇の鈍さを示した。また、エボラ出血熱の米景気への影響が意識された。これらが嫌気された。一方、週間の米新規失業保険申請件数や9月の米鉱工業生産が市場予想以上に改善し、フィラデルフィア連銀の景気指数も市場予想を上回った。これらはサポート要因だった、
NY円相場は5日ぶりに反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=106円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=136円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の11月物は前日比0.92ドル高の1バレル82.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反落した。12月物は前日比3.6ドル安の1トロイオンス1241.2ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月物は14690円大証精算値比30円安だった。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)の精算値は14690円だったが、安値は14370円だ。米株が持ち直したことと、米10年物国債が8営業日ぶりに反落し、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが優勢となったことが、シカゴ先物に追い風となった。
昨日の東京市場では、追証絡みの投げ売りと、押し目買いや売り方の買い戻しが激しく交錯し、東証1部の売買代金は9月12日以来の水準に膨らんだ。その意味では、セリングクライマックスになったかもしれない。東証1部の騰落レシオは25日移動平均が72.34%、10日移動平均は44.62%、そして、6日移動平均は、なんと26.68%だ。さすがにいいところまで下げただろう。しかし、米株も依然不安定だし、ドルの上値も重く、急激に戻す材料も見当たらない。日経平均の想定レンジは14370円~14800円程度。1ドル=105円台に再突入したら、地合いは再び悪化、106円台で推移するなら、落ち着いた動きが予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)