
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月17日 07時18分
本日の相場見通し/日経平均は昨日同様、調整色の強い展開を予想
16日の米国株式市場は小幅続伸、NYダウは前週末比5.27ドル高の16781.01ドル、ナスダック総合株価指数は同10.453ポイント高の4321.106ポイントだった。イラクで武装勢力と政府軍の衝突が激化するなど緊張が高まっている上、17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、様子見気分が強かった。
NY円相場は反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=101円80~90銭で終えた。円は対ユーロで続落し、前週末比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=138円15~25銭で終えた。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の7月物は前週末比0.01ドル安の1バレル106.90ドルで取引を終えた。NY金先物相場は6日続伸。8月物は前週末比1.2ドル高の1トロイオンス1275.3ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物9月物は14940円大証清算値比20円高だった。
米株は堅調ながら上値が重く、円相場も対ドルで若干円高気味であり、本日の日経平均は昨日同様、調整色の強い展開を予想する。想定レンジは14750円~15000円程度。イラクやウクライナ情勢への警戒から原油と金価格が上昇している。これは多くの銘柄にとって、地政学リスクの高まりや原材料価格上昇という観点等から逆風だ。しかし、資源関連銘柄には資金流入が予想される。
一方、新興市場中心に、過熱しているロボットやバイオ関連人気が続くかには注目したい。万が一、ロボットやバイオ関連が利食い売りで崩れ、ナイアガラが発生するようだと、東証1部の資金の逃避先となっている、新興市場が冷え込む。そうなると、相場全体の体感温度は一気に下がる可能性がある点には留意したい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)