
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月12日 07時55分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは14700円~14900円程度
11日の米国株式市場は大幅に4日続伸、NYダウは前日比192.98ドル高の15994.77ドルと、上昇幅は今年最大で2013年12月18日以来の大きさだった。ナスダック総合株価指数は同42.871ポイント高の4191.045ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.75(4.91%)安の14.51。イエレンFRB議長は議会下院金融サービス委員会での半期金融政策報告で、現行の金融政策を継続する姿勢を強調した。また、米野党・共和党の下院指導部は11日、連邦債務上限の無条件での引き上げを認める方針を固めた。これらが好感された。
NY円相場は反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=102円60~70銭で終えた。円は対ユーロで反落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円95~140円05銭で終えた。
NY原油先物相場は6日ぶりに反落した。WTI期近の3月物は前日比0.12ドル安の1バレル99.94ドルで終えた。NY金先物相場は5日続伸した。4月物は前日比15.1ドル高の1トロイオンス1289.8ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は14885円大証清算値比155円高だった。
イエレンFRB議長は証言で、低金利政策の長期化を強調しつつ、量的金融緩和に伴う証券購入の縮小を継続する姿勢も示した。これを受け、NY長期債相場は3日ぶりに反落。、10年物国債利回りは前日比0.06%高の2.72%となった。為替市場では、米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出た。また、イエレン発言を受け、投資家の運用リスクをとる姿勢も強まった。この流れは日本株にポジティブだ。
日経平均の想定レンジは14700円~14900円程度。基本的には、2月5日までの下落局面で、叩き売られた銘柄群のリターン・リバーサルが加速しそう。一方、指数に関しては、寄与度の大きい値嵩株が恣意的に買い上げられ、同時に、225先物に売り方の買戻しが入り、裁定買いが誘発され、堅調さを維持する公算。なお、26週移動平均線(10日現在14868.11円)付近では、引かされている投資家のヤレヤレ売りがそれなりに出ることが予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)