
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月19日 08時12分
本日の相場見通し/米株上昇、円下落を受け、日経平均は大幅に3日続伸へ
18日の米国株式市場は急反発、NYダウは前日比292.71ドル高の16167.97ドルと、過去最高値を3週間ぶりに更新した。ナスダック総合株価指数は同46.384ポイント高の4070.064ポイントと、2000年9月7日以来約13年3カ月ぶりの高値で終えた。量的緩和縮小が実際に決まったが、証券購入の減額幅が小さかったことに加え、縮小開始時期を巡る不透明感が消えたことが好感された。
なお、18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後、米連邦準備理事会(FRB)は、量的金融緩和の縮小に着手することを決めたと発表した。市場から購入する長期証券の金額を現在の月850億ドルから100億ドル減らし、月750億ドルとする。購入額の変更は来年1月からで、証券別の購入額は米国債が現在の450億ドルから400億ドルに、住宅ローン担保証券は400億ドルから350億ドルに、それぞれ減らす。
NY円相場は4日ぶりに大幅反落し、前日比1円60銭円安・ドル高の1ドル=104円25~35銭で取引を終えた。一時104円36銭まで売られ、2008年10月6日以来、約5年2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロでも4日ぶりに大幅に反落。前日比1円55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=142円80~90銭で取引を終えた。一時は142円90銭と、08年10月6日以来約5年2カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の1月物は前日比0.58ドル高の1バレル97.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。2月物は前日比4.9ドル高の1トロイオンス1235.0ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は15895円大証清算値比305円高だった。
米株上昇、円下落を受け、本日の日経平均は大幅に3日続伸する見通し。想定レンジは15700円~16000円程度。主力の輸出関連中心に物色される公算が大きい。先物やコール・オプション等でデルタをショートに傾けていた投資家のショート・カバーも加速しそうだ。また、NISAの受け皿として、新指数のJPX日経400連動型投信相次ぐと伝わり、同指数採用銘柄への資金流入が加速しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)