
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月15日 08時17分
本日の相場見通し/売りと買いとが激しくぶつかり、ボラタイルな動きに
14日の米国株式市場では、NYダウは続伸、前日比54.59ドル高の15876.22ドルと、連日で過去最高値を更新した。S&P500種株価指数も続伸、同8.62ポイント高の1790.62ポイントと、連日で過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は5日続伸、同7.16ポイント高の3972.74ポイントと、2000年9月8日以来、約13年2カ月ぶりの高値を付けた。イエレンFRB副議長は議会上院の銀行委員会による議長昇格承認の公聴会に出席し、緩和的な金融政策の修正に慎重な姿勢を示した。これが好感された。ただ、13日夕、2013年11月~14年1月期の売上高が落ち込むとの見通しを発表したシスコシステムズが、11%安となり、1銘柄でダウを約17ドル押し下げた。
NY円相場は反落し、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=99円95銭~100円05銭で取引を終えた。一時100円15銭まで下落し、9月11日以来約2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで下落し、前日比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=134円55~65銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の12月物は前日比0.12ドル安の1バレル93.76ドルで終えた。NY金先物相場は6日ぶりに反発した。12月物は前日比17.9ドル高の1トロイオンス1286.3ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は15065円大証清算値比較245円高だった。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は15000円台を回復する見通し。想定レンジは14800円~15200円程度。さすがにここまでの急騰となったことで、利益確定売りや、戻り待ちの売り、さらには、信用期日到来に伴う決済売りなどが出てくる公算が大きい。その一方、相場の先行きを弱気にみて、個別銘柄の空売りや先物等をショートしていた投資家の損失確定の買戻しや、デルタヘッジの先物買いなども相当量出ることが予想され、これが日経平均の下値を支えよう。なお、本日は週末であり、そのような売りと買いとが激しくぶつかり、ボラタイルな動きになることが予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)