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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月12日 07時53分

本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは14200円~14400円程度。

11日の米国株式市場は続伸、NYダウは前週末比21.32ドル高の15783.10ドルと、前週末に続き過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は同0.56ポイント高の3919.79ポイントと、前週末に続き00年9月8日以来、約13年2カ月ぶりの高値を付けた。恐怖指数(VIX指数)は同0.37(2.87%)安の12.53だった。ただ、ベテランズ・デーの祝日でNY外国為替・債券市場が休場で、株式相場は動意に乏しかった。

NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の12月物は前週末比0.54ドル高の1バレル95.14ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。12月物は前週末比3.5ドル安の1トロイオンス1281.1ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は14320円大証清算値比40円高だった。

米株が堅調で、12日のシドニー外国為替市場で、円相場はドル=99円15~25銭で始まったこともあり、本日の日経平均は続伸スタートとなりそう。なお、テクニカル的には、25日移動平均線(11日現在14311.01円)の攻防が予想され、上値は上値で重そうだ。想定レンジは14200円~14400円程度。

NYダウが過去最高値を更新し、1ドル=99円台の円安推移にもかかわらず、日本株の動きは鈍い。相場全体としては、アベノミクスの第3の矢の成長戦略への期待感の後退が主因だろう。需給面では5月23日の信用期日到来に伴う信用需給悪に加え、証券優遇税制の年内終了に伴う個人の節税売り、さらには、5日からの空売り規制緩和が影響しているようだ。また、10月30日の「ガンホー・ショック」を機に、新興市場のネット、ゲーム、バイオ関連への換金売り圧力が強まり、アクティブ個人の手の内が急激に悪化したことも大きく影響しているとみている。

目先は、米国・為替要因だけでは相場の力強い上昇は見込み難い。日本の政策当局発のポジティブニュースが出てくるか、それとも、個人からの売りが一巡するのを待つしかなさそう。その一方、米国経済が想定以上に堅調なため、日本株自体の下値は非常に堅いともみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)