
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月10日 08時14分
本日の相場見通し/日経平均は底堅く推移する
9日の米国株式市場ではNYダウは3日ぶりに反発し、前日比26.45ドル高の14802.98ドル、ナスダック総合株価指数は3日続落し、同17.05ポイント安の3677.78ポイントだった。オバマ米大統領が米下院で多数を握る共和党の指導部と10日に協議する予定と伝わった。また、オバマ大統領が、バーナンキFRB議長の後任としてイエレン副議長を正式に指名した。これらが好感された。
NY円相場は続落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=97円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで小幅に続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=131円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の11月物は前日比1.88ドル安の1バレル101.61ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比17.4ドル安の1トロイオンス1307.2ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は14090円大証清算値比較20円高だった。
米株が堅調で、円高も一服した。これが好感され本日の日経平均は底堅く推移する見通し。想定レンジは13900円~14200円程度。イエレンFRB議長の誕生は、米金融政策の継続性の観点からポジティブだ。だが、米財政問題の解決のメドがつくまでは、米株、ドルの上値は重く、当然これは日本株の上値抑制要因だ。多くの投資家はこの問題が解決するまではリスクオフのスタンスを崩せない。なぜなら、米議会は万が一のことが起こりえるからだ。投資家は、米国連邦議会下院が2008年9月29日、最大7000億ドルの不良資産を公的資金で買い取る制度を柱とした金融安定化法案を否決したことを記憶している。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)