< 来週の為替見通し/レンジは1ドル=95.80-99.00円を想定

外資系6社、売り1170万株、買い1240万株、差引き70万株の買い越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月19日 06時50分

本日の相場見通し/日経平均は16日の取引レンジ内で膠着

16日の米国株式市場では、NYダウは3日続落、前日比30.72ドル安の15081.47ドルと、7月3日以来、1カ月半ぶりの安値を付けた。週間では、ダウは2.2%安と2012年6月以来の大幅な下落率を記録した。ナスダック総合株価指数も3日続落し、同3.34ポイント安の3602.78ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.36(2.44%)安の14.37だった。ロイター/ミシガン大学8月の米消費者信頼感指数(速報値)は80.0と、4月以来の水準に低下した。また、10年物国債利回りが一時2.86%と、2011年7月下旬以来、約2年ぶりの水準まで上昇した。これらが嫌気された。

NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=97円50~60銭で終えた。円は対ユーロでも3日ぶりに反落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円95銭~130円05銭で終えた。

NY原油先物相場は6日続伸した。WTI期近の9月物は前日比0.13ドル高の1バレル107.46ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸した。12月物は前日比10.1ドル高の1トロイオンス1371.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13625円大証清算値比45円安だった。

米株が軟調な一方で、米長期金利上昇背景としたドル高・円安という、好悪材料が綱引きし、本日の日経平均は、週末16日の取引レンジ(13532.61円~13739.52円)内で、膠着しそう。相変わらずザラ場中は、円相場に対して神経過敏に動く公算が大きい。なお、テクニカル的には、日経平均は日足ベースの一目均衡表では「3役逆転」が実現しており、下方向に動き易い状況と考える。当然、下方向に走る際には円高がきっかけ・主因になることだろう。

ところで、ジョージ・ソロス氏が運用する「ソロス・ファンド・マネジメント」の保有する、6月末時点の「SPDR S&P500」のプットオプションの保有残高が、3月末に比べ約3倍に増え、6月末の同氏が保有する資産の時価ベースでは最大規模になったと伝わっている。これについては、保有するアップル株の下落に対するリスクヘッジとの見方が有力だそうだが、米株急落を見越してのプット買いの可能性も低くはない。卓越した相場観と、数々の実績を残してきたソロス氏のポジションだけに、無視はできないニュースだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)