
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月22日 07時19分
本日の相場見通し/参院選の結果は、多少のご祝儀買いが期待できる程度
19日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反落し、前日比4.80ド安の15543.74ドル、ナスダック総合株価指数は同23.67ポイント安の3587.61ポイントだった。マイクロソフトの2013年4~6月期決算は最終黒字へ転換したが、1株利益は市場予想を下回り、同社株1銘柄でダウ平均を31ドル程度押し下げた。
NY円相場は3日続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=100円60~70銭で終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円20銭~30銭で終えた。
NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の8月物は前日比0.01ドル高の1バレル108.05ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。8月物は前日比8.7ドル高の1トロイオンス1292.9ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14820円大証清算値比170円高だった。
21日投票、即日開票された参院選では、自民党は改選34議席を大きく上回って現行制度で過去最多の65議席を得る圧勝だった。与党は過半数確保に必要な63を超える76議席を獲得。非改選の59議席とあわせ135議席となり、安定した国会運営が可能になる「安定多数」(129議席)を得た。だが、この結果は、自民党に単独過半数を期待した投資家からは不満が残る内容であり、また、市場が織り込んでいた、最低限の結果だ。多少のご祝儀買いは期待できるが、そう長くは続かないだろう。
参院選の結果を受けた本日は、一応、与党圧勝を好感する見通し。日経平均の想定レンジは14400円~15000円程度。自動車関連を中心に円安メリット株が買われ、相場を押し上げる公算が大きい。だが、参院選という大イベント終了で、利益確定売りが相当量出ることが予想され、ご祝儀買い一巡後の上値は重いと考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)