
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月09日 15時28分
相場概況(主力株)/9日の日経平均は前日比363.56円高の14472.90円
9日の日経平均は前日比363.56円高の14472.90円、大引け値、安値は14186.03円。東証一部の出来高は28億3476万株、売買代金は2兆3606億円、時価総額は416兆7946億円、値上がり銘柄数は1446銘柄、値下がり銘柄数は196銘柄、変わらずは71銘柄。日経平均は大幅反発。
8日のNYダウは3日続伸し、前週末比88.85ドル高の15224.69ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.11(0.74%)安の14.78だった。政局が混乱していたポルトガルで連立政権が維持される見込みとなり、財政再建が遅れるとの懸念が後退し、欧州株式相場がほぼ全面高となったことが、好感された。
NY円相場は反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=100円95銭~101円05銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円90銭~130円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日ぶりに反落した。WTI期近の8月物は前週末比0.08ドル安の1バレル103.14ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前週末比22.2ドル高の1トロイオンス1234.9ドルで取引を終えた。
堅調な米株動向を受け、前場の東京株式市場は買いが先行した。しかし、上値は重かった。その一方で、9日の上海株式相場が小動きで始まったことは、日本株にとって安心材料だった。中国の6月のCPIは前年同月比2.7%上昇と、事前の市場予想の平均2.5%上昇を上回ったが、インフレ懸念は意識されず、上海総合指数は底堅く推移した。
後場の日経平均は上げ幅を拡大し引けピン。上げ幅は6月28日の463.77円高以来の大きさで、5月24日の14612.45円以来、約1カ月半ぶりの高い水準を付けた。欧州年金など海外投資家によるまとまった主力株買いや、海外ヘッジファンドによる株価指数先物への買い仕掛けが観測されていた。13時過ぎから急速に強含み、慌てた売り方の買戻しと、裁定買いを誘った。
東証33業種では、電気・ガス、証券、商品先物、小売、機械、輸送用機器、倉庫・運輸、陸運、鉄鋼、不動産、ゴム製品、銀行、海運などが値上がりした。一方、精密機械の1業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは神栄(3004)、2位は図書印刷(7913)、3位は東京製鐵(5423)。一方、値下がり率トップは群栄化学(4229)、2位は井筒屋(8260)、3位はオリンパス(7733)。