
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月27日 07時25分
本日の相場見通し/輸出関連中心に嫌気売り、日中値幅が縮小傾向を辿るかに注目
24日の米国株式市場では、27日がメモリアルデーの祝日となっており出来高が抑
えられるなか、NYダウは小幅反発、前日比8.60ドル高の15303.10ドル、一方、
ナスダック総合株価指数は3日続落し、同0.28ポイント安の3459.14ポイントだっ
た。恐怖指数(VIX指数)は同0.08(0.57%)安の13.99だった。4月の米耐久
財受注が予想を上回って増加し、相場をサポートした。しかし、FRBが量的緩
和政策を早期に見直すとの思惑が依然として根強く、市場では株式に流入する資
金が細るとの警戒感が強い。その結果、週間ではNYダウは51ドル安と小幅なが
ら5週ぶりに下げた。
NY円相場は続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=101円20~30銭で取引を
終えた。円は一時、1ドル=100円66銭まで買われて10日以来、2週間ぶりの円高
・ドル安水準を付けた。円は対ユーロで続伸し、前日比95銭円高・ユーロ安の1
ユーロ=130円95銭~131円05銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の7月物は前日比0.10ドル安の1バレ
ル94.15ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比5.2ド
ル安の1トロイオンス1386.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物6月物(円建て)は14305円大証清算値比305円安だった。
円高傾向を嫌気して、本日の東京株式市場では、輸出関連株を中心に嫌気売りが
出てくる見通し。日経平均の想定レンジは13900円~14600円程度。23日の1日の
値幅は1458.62円、24日のそれは1025.98円と連日で1000円超に達している。この
日中値幅が縮小し、ボラが低下するまでは市場は下落しやすい状況が続く公算が
大きい。よって、本日は、この日中値幅が縮小傾向を辿るかに注目しておきたい。
目先の日経平均の強気、弱気の分水嶺は5月のSQ値の14601.95円。これより下
なら弱気、上なら強気だ。本日以降、下回って推移する限り、4月のSQ値
13608.19円付近が目先の下値メドになるのではないかとみている。また、日足ベー
スの一目均衡表の基準線(24日現在14473.53円)、25日移動平均線(同14302.
71円)、週足ベースの一目均衡表の転換線(同13874.19円)を終値で恒常的に下
回るようだと、これらが上値抵抗に転換することにも警戒しておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)