
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月22日 08時26分
本日の相場見通し/バイオ・介護ロボット・自動走行・インフラ関連に注目
21日の米国株式相場は反発、NYダウは前日比52.30ドル高の15387.58ドルと2営業日ぶりに過去最高値を更新し、ナスダック総合株価指数は同5.69ポイント高の3502.12ポイントと、00年10月4日以来、約12年7カ月ぶりの高値を付けた。ダウは火曜日としては19週連続の上昇となった。セントルイス連銀のブラード総裁がドイツで講演し、米国債を中心とした資産購入策の継続に前向きな姿勢を示したことや、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が講演で、FRBが現在保有する一部資産の売却を見送る可能性を提示したことなどが、好感された。
NY円相場は反落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=102円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円20~30銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日ぶりに反落した。WTI期近の6月物は前日比0.55ドル安の1バレル96.16ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比6.5ドル安の1トロイオンス1377.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は15485円大証清算値比85円高だった。
米株堅調、円安を受け、本日の日経平均は連日で年初来高値を更新する見通し。想定レンジは15300円~15600円程度。ただし、外部環境改善を好感した買い一巡後は、日銀の金融政策決定会合の結果や、引け後の黒田日銀総裁の会見、日本時間今晩のバーナンキFRB議長の議会証言を見極めたいとのムードは終日強い状況が続くだろう。
物色面では、バイオ・介護ロボット・自動走行・インフラ関連に注目する。政府が6月をメドにまとめる「健康・医療戦略」の骨子では、再生医療など新たな医療技術やサービスを、地域を限って規制緩和する特区で試験できるようにすると伝わったからだ。また、政府が6月にまとめる成長戦略の柱となる「戦略市場創造プラン」では、次世代インフラ市場では、衝突防止など自動走行技術の実用化で、2030年を念頭に交通事故死ゼロを目標に掲げることや、トンネルや製油所など老朽化するインフラについては長寿化計画を策定するとも伝わり、関連株が賑わう見通し。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)