
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月27日 08時39分
本日の相場見通し/配当権利落ちによる日経平均の下押し分はあっさり吸収
26日の米国株式市場は反発、NYダウは前日比111.90ドル高の14559.65ドルと、約2週ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は同17.18ポイント高の3252.48ポイントだった。2月の耐久財受注額が前月比で市場予想以上に増加し、1月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数では、全米20都市の前年同月比の上昇率が2006年夏以来の大きさとなった。これらが好感された。
NY円相場は4日ぶりに反落し、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=94円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の5月物は前日比1.53ドル高の1バレル96.34ドルで取引を終えた。一時96.45ドルと、期近物として2月20日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は3日続落した。4月物は前日比8.8ドル安の1トロイオンス1595.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は12470円大証清算値比100円高だった。
米株上昇、円安を好感し、本日の東京株式市場は買いが先行しよう。日経平均の想定レンジは12400円~12600円程度。3月期末の配当権利落ちによる日経平均の下押し分は89円程度とみられているが、これはあっさり埋める見通しだ。機関投資家らによる配当分の再投資需要や、外国人投資家の買いが相場を押し上げる公算が大きい。一方、受け渡しベースでは新年度相場入りしたが、年度末で証券自己の多くは積極的な売買を少なくもと週内は手控える可能性が高そうだ。このため、上値は上値で、利益確定売りが頭を抑えるだろう。ただし、投資マインドは良好なため、下値は非常堅いとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)