
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月05日 15時12分
相場概況(主力株)/5日の日経平均は前日比31.16円高の11683.45円
5日の日経平均は前日比31.16円高の11683.45円、高値は11779.42円、安値は11666.38円。東証一部の出来高は30億7907万株、売買代金は1兆9807億円、時価総額は341兆9651億円、値上がり銘柄数は738銘柄、値下がり銘柄数は815銘柄、変わらずは145銘柄。日経平均は4日続伸。
4日のNYダウは続伸し、前週末比38.16ドル高の14127.82ドルと、2007年10月9日以来ほぼ5年5カ月ぶりの高値で、同日に付けた過去最高値の14164.53ドルまで36ドルあまりに迫った。恐怖指数(VIX指数)は同1.35(8.79%安)の14.01だった。ウォーレン・バフェット氏が米CNBCテレビのインタビューで、株式投資や企業買収に前向きな姿勢を示したことや、イエレンFRB副議長が緩和策の継続に積極的な発言をしたことで、FRBによる緩和的な金融政策が当面続くとの見方が強まったことが買い材料になった。
NY円相場は5日ぶりに反発し、前週末比15銭円高・ドル安の1ドル=93円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前週末比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円70~80銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の4月物は前週末比0.56ドル安の1バレル90.12ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発した。4月物は前週末比0.1ドル高の1トロイオンス1572.4ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は4日続伸。連日で昨年来高値を更新した。日銀の副総裁候補の岩田規久男・学習院大学教授が衆院議院運営委員会での所信聴取で、「日銀が2%達成目標の全責任負う立場に立つべき」などと述べたことが伝わったことなども、好感された。物色面では、三菱商事(8058)などがカナダ西部で開発している割安な天然ガス「シェールガス」の輸出が、カナダ政府から認可されたと伝わり、シェールガス・LNG関連が賑わった。一方、土地持ち、含み資産関連は総じて利益確定売りに押された。
後場の日経平均は堅調ながらも、上値重く、伸び悩み。ただし、終値ベースでは、昨年来高値を更新し、2008年9月29日の11743.61円以来、約4年5カ月ぶりの高値を付けた。午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大、1ドル=92円台後半に上昇した。これが嫌気された。
東証33業種では、鉱業、水産・農林、精密機械、空運、卸売、小売、電気機器、情報・通信の8業種が値上がりした。一方、パルプ・紙、保険、不動産、鉄鋼、倉庫・運輸、海運、サービス、その他金融、電気・ガス、ゴム製品、証券、商品先物などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは新日本科学(2395)、2位はトーヨーカネツ(6369)、3位は松屋(8237)。一方、値下がり率トップは常和ホールディングス(3258)、2位は東京機械(6335)、3位は王子ホールディングス(3861)。