
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月04日 08時15分
本日の相場見通し/東京株式市場は買いが先行
1日の米国株式市場は反発、NYダウは、前日比35.17ドル高の14089.66ドルと、2007年10月12日以来、約5年5カ月ぶりの高値で取引を終えた。ナスダック総合株価指数は同9.55ポイント高の3169.74ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.15(0.97%)安の15.36だった。2月のISM製造業景況感指数が11年6月以来、1年8カ月ぶりの水準を回復したことや、2月の米消費者態度指数の確報値(ミシガン大学調べ)が速報値から上方修正され、昨年11月以来3カ月ぶりの高水準だったことが好感された。
NY円相場は4日続落し、前日比1円05銭円安・ドル高の1ドル=93円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比1円円安・ユーロ高の1ユーロ=121円80~90銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の4月物は前日比1.37ドル安の1バレル90.68ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。4月物は前日比5.8ドル安の1トロイオンス1572.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は11715円大証清算値比145円高だった。
週末の米株高と円安を受け、本日の東京株式市場は買いが先行する見通し。想定レンジは11600円~11800円程度。日経平均は2月12日に前週末比215.96円高、18日に同234.04円高、25日に276.58円高と、3週連続で週明けに大幅高となっており、本日も4週連続の週明け大幅高が十分期待できる状況だ。次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁が午前、衆院で所信聴取に臨むが、ここで黒田氏から金融緩和に対して市場の期待以上に前向きな発言が飛び出せば、円安・株高に拍車が掛かるだろう。
確かに、米国で連邦予算を強制削減する措置が発動し、3月27日までに米議会が暫定継続予算を再延長する、または、本予算が成立しなければ、政府活動がほぼ全面停止する。また、イタリアの政局不安の長期化も不可避の情勢であり、外部環境に不透明要因はあるにはある。しかしながら、為替市場がこれらに動揺して円高にならない限り、日本株は堅調推移を続ける公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)