
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月08日 08時17分
本日の相場見通し/手仕舞い売りが優勢な状況が終日続く公算
7日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反落し、前日比42.47ドル安の13944.05ドル、ナスダック総合株価指数は続落し、同3.35ポイント安の3165.13ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.09(0.67%)高の13.50だった。ドラギECB総裁が理事会後の会見で、ユーロ圏経済は2013年の早い時期には弱さが目立つとの見通しを表明し、ユーロ高が域内経済に及ぼす影響を注視していく考えを示した。これを受け、欧州景気の先行き不透明感からユーロ安・ドル高が加速した。これが嫌気された。
NY円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=93円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比1円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の3月物は前日比0.79ドル安の1バレル95.83ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。4月物は前日比7.5ドル安の1トロイオンス1671.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は11330円大証清算値比60円安だった。
7日のNYダウは一時、前日比134.32ドル安の13852.20ドルを付け、これを受け、シカゴ日経平均先物(円建て)3月物が一時11220円まで売られるなど、不安定な米国株の影響を受け易い状況となっている。このため、本日は週末要因も重なり、株価指数オプションとミニ日経平均先物2月物のSQ算出後は、手仕舞い売りが優勢な状況が終日続く公算が大きい。日経平均の想定レンジは11200円~11400円で、11300円アラウンドの膠着相場をイメージしている。
ただし、膨らんだ評価損に苦しむ売り方の買い戻し意欲や、日本株を持たざるリスクに焦るヘッジファンドの存在、信用規制緩和と担保余力アップと評価損益率の劇的改善で活発な回転売買を行う肉食系信用個人の存在を考えると、目先の健全な調整は不可避だとしても、日本株の下値は非常に堅いとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)