
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月28日 15時16分
相場概況(主力株)/28日の日経平均は前週末比102.34円安の10824.31円
28日の日経平均は前週末比102.34円安の10824.31円、高値は始値の11002.86円、安値は大引け値の10824.31円。東証一部の出来高は30億7214万株、売買代金は1兆9300億円、時価総額は315兆6462億円、値上がり銘柄数は600銘柄、値下がり銘柄数は978銘柄、変わらずは118銘柄。日経平均は3日ぶりに大幅反落。
25日のNYダウは6日続伸、前日比70.65ドル高の13895.98ドルと、07年10月31日以来、ほぼ5年3カ月ぶりの高値を付けた。P&Gが発表した12年10~12月期決算は、純利益が前年同期の2倍超に拡大するなど、良好な決算が相次ぎ、買い安心感が強まった。
NY円相場は続落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=90円85~95銭で取引を終えた。一時91円20銭まで下げ、10年6月21日以来、約2年7カ月ぶりの安値を付けた。円は対ユーロで大幅続落し、前日比1円55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=122円30~40銭で取引を終えた。一時122円78銭と11年4月11日以来、約1年9カ月ぶりの安値を付けた。ECBが25日、11年12月に実施した3年物オペ(LTRO)の一部を欧州の金融機関が返済すると発表した。これがユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の3月物は前日比0.07ドル安の1バレル95.88ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。2月物は前日比13.3ドル安の1トロイオンス1656.6ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は3日ぶりに小幅反落。米株高と円安を背景に、寄り付き段階から、買いが先行し、日経平均は11000円を一時上回った。ザラ場中に11000円を上回るのは2010年4月30日以来、約2年9カ月ぶりのこと。しかし、同時に達成感も強まり、利益確定売りがやや加速する場面があった。その一方、売り方の買い戻し圧力も強く、下値は下値で堅かった。なお、個別ではファナック(6954)の下落が日経平均の足を引っ張った。
後場の日経平均は下げ幅を拡大。日足のローソク足は陰の丸坊主となった。東京外国為替市場で円相場の下落が一服したことに加え、相場全体の過熱感に対する警戒感の強まり、さらに、本格化する国内主要企業の業績を見極めたいとの機運が高まりで、利益確定売りが優勢だった。
東証33業種では、鉱業、その他金融、証券、商品先物、その製品、小売、石油・石炭製品、情報・通信、保健、サービスの9業種が値上がりした。一方、海運、ガラス・土石、非鉄金属、金属製品、水産・農林、電気・ガス、パルプ・紙、化学、機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはアゴーラ・ホスピタリティーG(9704)、2位はケネディクス(4321)、3位はよみうりランド(9671)。一方、値下がり率トップはランド(8918)、2位は日立ハイテクノロジーズ(8036)、3位は日立国際電気(6756)。