
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月20日 11時59分
前場概況(主力株)/20日前場の日経平均は前日比8.88円高の9162.08円
20日前場の日経平均は前日比8.88円高の9162.08円、高値は9200.85円、安値は9151.81円。東証一部の出来高は9億7588万株、売買代金は5403億円、時価総額は264兆8115億円、値上がり銘柄数は909銘柄、値下がり銘柄数は562銘柄、変わらずは206銘柄。日経平均は小幅ながら5日続伸。
19日のNYダウは大幅続伸し、前週末比207.65ドル高の12795.96ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.17(7.13%)安の15.24だった。「財政の崖」の回避に向けた与野党の協議について、楽観的な見方が広がったことが上げの主因。また、10月の中古住宅販売戸数は季節調整後の年率換算で前月比2.1%増の479万戸と、予想の475万戸を上回ったことに加え、11月の住宅建設業者指数も46と、06年5月以来約6年半ぶりの高水準となった。これも買い材料になった。
NY円相場は4日続落し、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=81円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前週末比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=104円25~35銭で取引を終えた。20日のユーロ圏財務相会合でギリシャ向け金融支援がまとまるとの見方がユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は大幅に上昇した。WTI期近の2013年1月物は前週末比2.36ドル高の1バレル89.28ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に続伸した。12月物は前週末比19.7ドル高の1トロイオンス1734.4ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は高値でもみあいとなった。ザラ場中としては、9月20日以来、2ヶ月ぶりに9200円台を回復する場面があった。しかし、米株高を好感し買い先行も、ここ最近の上昇ピッチが速いため、上値では利益確定売りが出た。また、ムーディーズが、フランスの国債格付けを「Aa1」に引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」で据え置いたことも、売り要因として意識された。また、金融政策決定会合と結果及び、その後の白川日銀総裁の会見の内容を見極めたいとのムードも強かった。
東証33業種では、海運、保険、情報・通信、石油・石炭製品、サービス、パルプ・紙、鉱業、倉庫・運輸、陸運、電気・ガスなどが値上がりした。一方、その他金融、証券、商品先物、その他製品、空運、水産・農林、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはアイロムホールディングス(2372)、2位は共栄タンカー(9130)、3位はトーセイ(8923)。一方、値下がり率トップはIPATHVIX短期JDR(2030)、2位はアイフル(8515)、3位は日亜鋼業(5658)。