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前場概況(主力株)/15日前場の日経平均は前週末比1.56円高の8535.68円 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月15日 08時37分

本日の相場見通し/日経平均は前週末終値(8534.12円)付近で、膠着

12日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反発し、前日比2.46ドル高の13328.85ドル、ナスダック総合株価指数は6日続落、同5.30ポイント安の3044.11ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.55(3.53%)高の16.14だった。10月の消費者態度指数は市場予想に反して上昇し、2007年9月以来、約5年ぶりの水準まで改善した。これが好感された。しかし、JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴが発表した四半期決算は増益となったが、収益の源泉である利ざやの低迷が意識され、金融株全般に売りが波及した。

NY円相場は続落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=78円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落。前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=101円50~60銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の11月物は前日比0.21ドル安の1バレル91.86ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前日比10.9ドル安の1トロイオンス1759.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は8545円大証清算値比15円安だった。

米国株の上値が重く、円相場に方向感はない。このため、本日の日経平均は前週末終値(8534.12円)付近で、膠着する見通し。想定レンジは8400円~8600円程度。基本は8500円台で底堅く推移するとみてはいる。しかし、中国の消費者物価指数(CPI)の発表をきっかけに上海株や香港株などのアジア株が急落するようなら、8500円割れもありだろう。その一方で、12日はファーストリテイリング(9983)が70.871円、ソフトバンク(9984)が58.378円、2社合計で129.249円も日経平均を押し下げた。この2社が本日それなりの値幅のリバウンドをするようなら、逆に、日経平均は強含む可能性がある。

日本株全般については、主力企業の業績下方修正リスクが高いため、買いはニューロングが期待できず、ショートカバーが中心の公算大。このため、ショートカバーの有無で、相場が上下に振れる見通しだ。同時に、中身およびエネルギーが乏しく、上にも下にもトレンドが出難い状況でもある。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)