
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月16日 08時14分
本日の相場見通し/べた凪相場が続く
15日の米国株式市場では、NYダウは小反落し、前日比7.36ドル安の13164.78ドル、一方、ナスダック総合指数は反発し、同13.95ポイント高の3030.93ポイントと、5月2日以来約3カ月半ぶりの高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.22(1.48%)安の14.63だった。8月のニューヨーク連銀管轄地区の製造業活動を示す指数は昨年10月以来のマイナスとなった。これが嫌気された。一方、8月の全米住宅建設業協会(NAHB)の住宅市場指数が5年半ぶりの高水準を回復し、7月の鉱工業生産指数は市場予想並みながら前月比0.6%上昇した。これらは好感された。
NY円相場は3日続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=78円90銭~79円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=97円00~10銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸、WTI期近の9月物は前日比0.90ドル高の1バレル94.33ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。12月物は前日比4.2ドル高の1トロイオンス1606.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8935円大証清算値比15円高だった。
米株は堅調ながら方向感はない。また、円相場も落ち着いた動きだ。好材料も、悪材料も見当たらない。よって、べた凪相場が続くだろう。夏休みで市場参加者が激減した状況も特に変化がない。日経平均の想定レンジは8850円~9000円程度。
なお、NY債券市場で10年物国債利回りが前日比0.07%上昇の1.81%と、5月16日以来約3カ月ぶりの高利回りとなったことは、ドル、日本株のサポート要因にはなるだろう。ところで、MSCIは15日、定例の指数構成銘柄の見直し結果を発表したが、「標準指数」では、日本株で新たに組み入れや除外の対象となる銘柄はなかったという。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)