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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月11日 08時34分

本日の相場見通し/短期資金は、外需は避け、内需を狙う

10日の米国株式市場では、NYダウは4日続落し、前日比83.17ドル安の12653.12ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同29.44ポイント安の2902.33ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.74(4.12%)高の18.72だった。アルコアの四半期決算の低迷や、アプライドマテリアルズが今期収益が予想水準に届かないと発表したことが嫌気された。イタリアのモンティ首相が欧州安定メカニズム(ESM)によるイタリア国債の買い支えが将来必要になるかもしれないとの認識を示したと伝わったことも、悪材料だった。

NY円相場は3日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=79円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発。前日比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=97円25~35銭で取引を終えた。一時97円23銭と、6月5日以来約1カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の8月物は前日比2.08ドル安の1バレル83.91ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前日比9.3ドル安の1トロイオンス1579.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8835円大証清算値比25円安だった。

米株軟調・円高基調(特に対ユーロ)を受け、本日の日経平均は調整色の強い推移が予想される。想定レンジは8800円~8900円程度。一方、今日から日銀の金融政策決定会合が始まるため、政策期待が相場を下支えする見通しだ。しかし、多くの投資家はリスクオフのスタンスを崩すことはないため、東証一部の売買代金は8日連続で1兆円を下回り、閑散相場は継続しよう。

世界景気に減速懸念が強まり、アプライドマテリアルズからの連想で半導体が売られ、中国関連も売られ、ユーロ安から精密セクターも売られる見通し。このため、物色面では内需株が狙われそう。例えば、耐用年数を過ぎた下水管は全国ですでに約1万キロに及び、高度経済成長期に敷設された管が今後20年で一気に“寿命”を迎えると伝わり、下水管を中心にインフラ更新関連が賑わう可能性はある。いずれにせよ、短期資金は、外需は避け、内需を狙うだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)