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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月21日 08時26分

本日の相場見通し/日経平均は膠着し、想定レンジは8750円~8850円程度

20日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比12.94ドル安の12824.39ドル、ナスダック総合指数は5日続伸し、同0.69ポイント高の2930.45ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.14(6.20%)安の17.24だった。FRBはFOMCで、ツイスト・オペを6カ月間延長することを決めたが、QE3には踏み切らなかった。また、12~13年の実質GDPの伸び率の予想レンジを引き下げた。これらが嫌気された。

NY円相場は反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=79円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=101円00~10銭で取引を終えた。メルケル独首相が欧州金融安全網による国債買い取りに前向きな姿勢を示したとの報道が、ユーロ買い材料になった。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の7月物は前日比2.23ドル安の1バレル81.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。8月物は前日比7.4ドル安の1トロイオンス1615.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8785円大証清算値比45円高だった。

FRBがバランスシートの膨張を伴うQE3を見送り、それがないツイスト・オペを延長したことは、市場の事前予想通り。逆に、ギリシャ再選挙、G20首脳会議、FOMCと、無難に重要なイベントを次々通過して、不透明要因がなくなっている。市場は不透明を嫌うため、この順調な重要イベント消化はポジティブ材料だ。

だが、ユーロ圏は21日の財務相会合で、最大1000億ユーロの支援を決める予定。22日には独仏伊スペインの4カ国首脳会議がある。そして、欧州連合(EU)はG20の合意を踏まえ、28~29日のEU首脳会議で、即効性のある具体策を協議する。しかし、市場が期待する対策が打ち出せるどうかを見極める必要がある。このため、現状のモヤモヤした状況は、月末まで継続する公算が大きい。

以上のことから、本日の日経平均は膠着し、想定レンジは8750円~8850円程度。多くの投資家は、様子見スタンスを崩さず、閑散相場継続も継続するだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)