
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月11日 08時33分
本日の相場見通し/基本は6月SQ値8613.40円アラウンドのもみあい
8日の米国株式市場では、NYダウは4日続伸し、前日比93.24ドル高の12554.20ドル、ナスダック総合指数は反発、同27.40ポイント高の2858.42ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.49(2.26%)安の21.23だった。スペイン政府が9日にもユーロ圏に支援を要請する見通しと伝わったことが買い材料になった。オバマ大統領が欧州諸国に対して債務危機への対策強化を訴えたことも、好感された。
NY円相場は5日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=79円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反発し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=99円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の7月物は前日比0.72ドル安の1バレル84.10ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比3.4ドル高の1トロイオンス1591.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8515円大証清算値85円高だった。
スペインは、最大1000億ユーロの支援をユーロ圏諸国の政府に要請し、同金額のスペイン支援が9日に発表された。支援資金はスペインの銀行再建基金(FROB)を経由して銀行に注入される。金利は3%に設定され、市場金利を大幅に下回る。
8日の米国市場でスペイン支援問題はある程度織り込まれたとはいえ、金額が正式に確定し、その額が足元の金融不安を払拭するには十分な額のため、本日はそれを好感した買いが先行する見通し。ただし、17日にギリシャの選挙を控えていることもあり、買い一巡後は伸び悩みが予想される。日経平均の想定レンジは8550円~8750円程度。基本は6月SQ値8613.40円アラウンドのもみあいだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)