
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月05日 08時20分
本日の相場見通し/日経平均は5日ぶりに反発する見通し
4日の米国株式市場では、NYダウは4日続落、前週末比17.11ドル安の12101.46ドル、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発、同12.53ポイント高の2760.01ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.54(2.03%)安の26.12だった。
NY円相場は5日ぶりに反落し、前週末比35銭円安・ドル高の1ドル=78円30~40銭で取引を終えた。日本政府・日銀による円売り・ドル買い介入への警戒感が根強かった。円は対ユーロで続落し、前週末比95銭円安・ユーロ高の1ユーロ=97円90銭~98円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日ぶりに反発した。WTI期近の7月物は前週末比0.75ドル高の1バレル83.98ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前週末比8.2ドル安の1トロイオンス1613.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8335円大証清算値比45円高だった。
外部環境が小康状態のため、本日の日経平均は5日ぶりに反発する見通し。想定レンジは8250円~8400円程度。G7の財務相・中央銀行総裁が日本時間の5日夜にも、緊急の電話協議を開くことが明らかになったという。このような政策当局の動きは売り方の利益確定の買い戻しの動機になりえる。
また、欧州委員会の幹部が欧州安定メカニズム(ESM)による銀行への直接支援に言及したと伝わったり、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙も欧州共同債の導入などでドイツが柔軟姿勢に転じたと報じている。このようなニュース・フローも相場を多少下支えする効果は期待できる。しかし、いずれにせよ、適切な政策が正式に決まる・発動されるという確度が高まらない限り、相場を押し上げることもないだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)