
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月09日 08時37分
本日の相場見通し/多くの投資家はリスクオフのスタンスを継続
8日の米国株式市場では、NYダウは5日続落し、前日比76.44ドル安の12932.09ドル、ナスダック総合指数は反落し、同11.49ポイント安の2946.27ポイントだった。ダウは一時198.14ドル安まで下落したが、下げ幅を縮小させた。恐怖指数(VIX指数)は同0.11(0.58%)高の19.05だった。総選挙を終えたギリシャで連立政権交渉が難航し、混迷を深めている。これが嫌気された。一方、4月の米中小企業の「楽観度指数」が前月から改善したことは買い材料になった。
NY円相場は反発し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=79円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円85~95銭で取引を終えた。スペイン政府が、経営が悪化している同国銀行3位のバンキアに対し、最大100億ユーロの公的資金を注入する方向で検討に入ったと伝わったことが、ユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は5日続落した。WTI期近の6月物は前日比0.93ドル安の1バレル97.01ドルで取引を終えた。金先物相場は大幅に続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比34.6ドル安の1トロイオンス1604.5ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は9100円大証清算値比80円安だった。
ギリシャで再選挙の観測が強まり、スペイン政府による金融機関への公的資金注入観測で、同国の財政負担が懸念されている。このため、欧州債務不安が強く、多くの投資家はリスクオフのスタンスを継続する見通し。日経平均の想定レンジは9000円~9200円程度。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)