
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月03日 08時28分
本日の相場見通し/円高が、日経平均の上値を抑制
2日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸し、前週末比52.45ドル高の13264.49ドルと07年12月31日以来、約4年3カ月ぶりの高値で取引を終えた。ナスダック総合指数は5日ぶりに反発し、同28.13ポイント高の3119.70ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.14(0.90%)高の15.64だった。3月のISM製造業指数は53.4と、前月から1ポイント改善し、市場コンセンサスの53程度も上回った。これが好感された。
NY円相場は反発し、前週末比80銭円高・ドル安の1ドル=82円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発。前週末比1円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=109円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の5月物は前週末比2.21ドル高の1バレル105.23ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。6月物は前週末比7.8ドル高の1トロイオンス1679.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10100円大証清算値比10円安だった。
HSBC集計のPMI(製造業購買担当者景気指数)確報値は前月比1.3ポイント低下の48.3。3月中に発表した速報値の48.1から上方修正だったが、景気判断の境目である50は5カ月連続で下回った。また、欧州の3月のPMIも低迷した。フランスが46.7と09年6月以来、2年9カ月ぶりの水準に低下し、ドイツも48.4と3カ月ぶりの低水準となった。これが円高要因となり、日経平均の上値を抑制する見通し。日経平均の想定レンジは10000円~10200円程度。
ところで、経済産業省が、自家発電で起こした電力を取引所で売買しやすくするため、今夏にも小口電力専門の市場を立ち上げると伝わっている。風力や太陽光発電などで起こした電気も新市場を通じて売買する方針だという。このため、物色面では、同関連銘柄が賑わう見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)