
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月02日 15時07分
相場概況(主力株)/2日の日経平均は前週末比26.31円高の10109.87円
2日の日経平均は前週末比26.31円高の10109.87円、高値は10時7分の10190.35円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は1兆3349億円、値上がり銘柄数は534銘柄、値下がり銘柄数は1038銘柄、変わらずは102銘柄。日経平均は4日ぶりに反発。
3月30日のNYダウは続伸し、前日比66.22ドル高の13212.04ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は前日比0.02(0.13%)高の15.50だった。2月の米個人消費支出(PCE)は前月比0.8%増と、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。また、3月のトムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は76.2と、前月の75.3から上昇した。これらが好感された。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=82円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円50~60銭で取引を終えた。欧州連合(EU)が30日、ユーロ圏財務相会合で金融安全網の拡大で合意したことや、スペイン政府が2012年予算案を閣議決定したことが、ユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の5月物は前日比0.24ドル高の1バレル103.02ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇した。6月物は前日比17.0ドル高の1トロイオンス1671.9ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は堅調な展開。寄り前に日銀が発表した3月の日銀短観の内容を受けて、東京外国為替市場で円相場が1ドル=83円台に下落したことが、好感された。大企業・製造業のDIは前回と横ばいのマイナス4と、市場予想のマイナス1より悪かった。これを受けて、日銀による追加緩和への思惑が広がった。なお、大企業・製造業の2012年度想定為替レートは1ドル=78円14銭。足元では、想定レートを下回る円安水準で推移しており、採算改善への期待も高まった。
後場の日経平均は堅調ながらも、伸び悩み。結局、安値引け。積極的な買い材料が見当たらない中、幅広い銘柄が利益確定売りに押された。対ドル、対ユーロでの円安が続かなかったことが嫌気されていた。
東証33業種では、海運、その他金融、証券、商品先物、ゴム製品、保険、銀行、電気機器、機械などが値上がりした。一方、空運、パルプ・紙、陸運、ガラス・土石、水産・農林、倉庫・運輸、精密機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはオリコ(8585)、2位はメディカルシステムネットワーク(4350)、3位は兼松(8020)。一方、値下がり率トップは日本碍子(5333)、2位は日立電線(5812)、3位はアークランドサカモト(9842)。