
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月02日 08時35分
本日の相場見通し/底堅い相場が見通せる状況
3月30日のNYダウは続伸し、前日比66.22ドル高の13212.04ドル、一方、ナスダック総合指数は4日続落し、同3.79ポイント安の3091.57ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は前日比0.02(0.13%)高の15.50だった。2月の米個人消費支出(PCE)は前月比0.8%増と、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。また、3月のトムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は76.2と、前月の75.3から上昇した。これらが好感された。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=82円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円50~60銭で取引を終えた。欧州連合(EU)が30日、ユーロ圏財務相会合で金融安全網の拡大で合意したことや、スペイン政府が2012年予算案を閣議決定したことが、ユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の5月物は前日比0.24ドル高の1バレル103.02ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇した。6月物は前日比17.0ドル高の1トロイオンス1671.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は10165円大証清算値比75円高だった。
休み中、相場を大きく上下させる材料は見当たらないため、日経平均はシカゴ先物の10165円アラウンドでのもみあいを予想する。想定レンジは10100円~10250円程度。日銀短観3月調査の大企業製造業DIの市場予測の中央値は「現状」でマイナス1。これが上振れたら、好感する動きはあるだろう。しかし、同時に円相場も反応し、円高になるようなら、その効果は相殺されるため、株式市場の上振れ好感の動きは限定されよう。
ただし、本日から名実ともに新年度相場入りするため、国内機関投資家や証券自己中心に動き易くなった投資主体は多い。このため、下値では押し目買いが入ることが期待でき、底堅い相場が見通せる状況とみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)