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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月28日 08時10分

本日の相場見通し/配当落ち分を考慮すれば、底堅い動きが期待できそう

27日の米国株式市場は3日ぶりに反落し、NYダウは前日比43.90ドル安の13197.73ドル、ナスダック総合指数は同2.22ポイント安の3120.35ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.33(9.33%)高の15.59だった。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は主要20都市の値動きを示す指数が3.8%の下落となり、4.0%の低下の市場予想ほど落ち込まなかった。また、3月の消費者信頼感指数は70.2(前月は71.6)と、市場予想の70.3とほぼ一致した。しかし、どちらも前月比マイナスになったことが嫌気された。

NY円相場は続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=83円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円70~80銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の5月物は前日比0.30ドル高の1バレル107.33ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。4月物は前日比0.7ドル安の1トロイオンス1684.9ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は10130円大証清算値比50円安だった。

米株が反落したが、円相場が若干円安基調なため、本日の日経平均は配当落ち分(約87円)を考慮すれば、底堅い動きが期待できそう。想定レンジは10050円~10250円程度。朝方は米株下落と、昨日の大幅高の反動による利益確定売りが先行する見通し。しかし、売り一巡後は、徐々に押し目買いや、売り方の買戻しが入り、底堅さを発揮する公算が大きい。買い戻しに弾みがつくようなら、配当落ち分を埋める可能性も決して低くないとみている。そのためには、東京外国為替市場で、円相場が一段と円安に振れることが必要だろう。

物色面では、シャープ(6753)が27日、EMS世界最大手の台湾・鴻海精密工業と資本業務提携すると発表したことで、同社株が最も賑わう見通し。これが電機株全体に波及するかに注目する。また、昨日は世界的な金融緩和を背景に、不動産セクター、とりわけ、中小型の不動産株が強い動きだった。同時に堅調な株式市場を背景に、中堅証券株も強かった。これらも、引き続き、短期筋の物色の矛先が向かい続ける公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)