
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月08日 08時18分
本日の相場見通し/日経平均は堅調推移が見込まれる、主力株が牽引
7日の米国株式市場は反発し、NYダウは前日比33.07ドル高の12878.20ドル、ナスダック総合指数は同2.09ポイント高の2904.08ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.11(0.62%)安の17.65だった。新たな緊縮策を巡り、ギリシャの連立与党の協議が近くまとまるとの米メディアの報道が買い材料になった。
NY円相場は反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=76円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反落し、前日比1円30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=101円75~85銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の3月物は前日比1.50ドル高の1バレル98.41ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。4月物は前日比23.5ドル高の1トロイオンス1748.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は8940円大証清算値比40円高だった。
ギリシャの無秩序なデフォルトリスクが低下し、対ユーロで円安になったことが好感され、本日の日経平均は堅調推移が見込まれる。想定レンジは8850円~9050円程度。昨日2012年3月期の連結業績予想を上方修正したトヨタ(7203)が買われるなど、主力の自動車、電機、精密機械などが相場を牽引する見通しだ。そうはいっても、国内に株を買う材料も見当たらないこともあり、日経平均が9000円から上をガンガン駆け上がることもないだろう。
仮に、日経平均が9000円に乗せる場合、目標達成感が強まることが予想される。しかし、東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)が昨日125.66%に達するなど、テクニカル上の短期的な過熱があるとはいっても、ここまでの相場は急騰に次ぐ急騰ではない。また、昨日現在の東証一部のPBRは0.97倍だ。このため、調整入りしたとしても、相当なショック安を発生させるような事象がない限り、日本株の下値は堅いだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)