
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月10日 12時05分
前場概況(主力株)/10日前場の日経平均は前週末比37.48円高の8427.83円
10日前場の日経平均は前週末比37.48円高の8427.83円、高値は9時17分の8450.59円、安値は9時36分の8405.18円。東証一部の売買代金は4628億円、値上がり銘柄数は1076銘柄、値下がり銘柄数は426銘柄、変わらずは167銘柄。日経平均は3日ぶりに反発。
9日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前週末比32.77ドル高の12392.69ドル、ナスダック総合指数は3日続伸し、同2.34ポイント高の2676.56ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.44(2.13%)高の21.07だった。メルケル独首相とサルコジ仏大統領が、財政規律を強める新条約について3月1日のEU首脳会議までに署名できるとの見方で一致したと伝わった。また、欧州委員会のレーン委員が、ギリシャの債務再編に関する民間債権者との協議は最終段階にあり、近く合意に達する可能性があるとの見方を示した。これらが好感された。
NY円相場は続伸し、前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前週末比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=98円00~10銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の2月物は前週末比0.25ドル安の1バレル101.31ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。2月物は前週末比8.7ドル安の1トロイオンス1608.1ドルで取引を終えた。
アルコアが9日夕に発表した11年10~12月期決算は、最終損益が1億9300万ドルの赤字に転落した。しかし、前週に精錬能力の縮小に伴うリストラ費用の計上を既に発表していたため、最終赤字は嫌気されておらず、時間外で堅調に推移した。
前場の日経平均はこじっかり。6日発表の12月の米雇用統計が改善傾向を示したことや、中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和期待などが相場の押し上げ要因となった。個別では、オリンパス(7733)が大幅に3日続伸。週末に「上場維持が有力」と伝わったことや、現旧取締役への損害賠償請求訴訟による経営改善期待が背景。
東証33業種では、鉱業、精密機械、証券、商品先物、電気・ガス、金属製品、建設、食料品、その他金融、不動産、小売などが値上がりした。一方、海運、石油・石炭製品、パルプ・紙、非鉄金属などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは新日本無線(6911)、2位はサクラダ(5917)、3位はオリンパス(7733)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位はサイボウズ(4776)、3位はエルピーダメモリ(6665)。