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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月22日 08時54分

本日の相場見通し/日経平均は膠着、超閑散相場も継続

21日の米国株式市場では、NYダウ小幅続伸、前日比4.16ドル高の12107.74ドル、一方、ナスダック総合指数は反落し、同25.76ポイント安の2577.97ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.79(7.71%)安の21.43だった。売りが先行した銀行株が午後に持ち直し、石油株が買われたことなどがダウを支えた。一方、オラクルの急落がIT関連株全般に波及した。

NY円相場は反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=78円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=101円80~90銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は上昇。WTI期近の2月物は前日比1.43ドル高の1バレル98.67ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。2月物は前日比4.0ドル安の1トロイオンス1613.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8455円大証清算値比15円高だった。

本日の日経平均は膠着する見通し。日経平均の想定レンジは8400円~8500円程度。米株・円相場に方向感がない。日本は3連休前。国内に売り買いともに手掛かり材料がない。欧米系投資家中心に外国人投資家はクリスマス休暇中。国内機関投資家は年末モード。よって、超閑散相場が続く。

ところで、欧州中央銀行(ECB)が21日実施した期間3年の資金供給では、523の欧州金融機関が殺到し、要請総額は4890億ユーロに上った。ECBはこれまで最長だった13カ月の供給期間を3年と大幅に延ばした。金利は1.0%。担保として、イタリアやスペイン、ギリシャといった財務不安国の国債を無制限に受け入れるという超甘い条件だ。

これを受け、昨日の市場は、「ECBの資金供給はあくまで応急手当てで、債務危機の抜本的解決にはつながらない」、「供給額が市場予想以上、むしろ、欧州の信用不安は想定以上に深刻だ」とういう見方が強まったようだ。しかし、短期的には欧州金融機関の突然死のリスクはほぼ皆無になった。これにより、年末年始の世界の金融市場の下振れリスクは大幅に低下したとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)